コメント:昨年の同時期には様々なシギ類やシマアジなどの旅鳥が見られたが、今季はとても少ない。今見られる鳥は冬のカモ類ばかりだが、越冬時とは内訳に変化が見られ、カモ類も渡っていることが感じられる。今のカモ類ではキンクロハジロが最も多い。ヒヨドリの群れも渡ってきている。夏鳥は、アマサギが本日初確認されたほか、オオルリが4月16日、コムクドリが4月14日に確認されている。サギ類も少数見られ、一部の個体には婚姻色が表れている。園内の枯れ松の梢に作られた巣で、ハシボソガラスが抱卵している様子がネイチャーセンターから観察できる。昨年11月から長期滞在していたソリハシセイタカシギは、4月14日を最後に姿を消した。 |