Japan Bird Festival 2025 日本最大級の鳥の祭典を楽しもう!

Japan Bird Festival 2025 日本最大級の鳥の祭典を楽しもう!

Japan Bird Festivalとは?
通称JBF。山階鳥類研究所や鳥の博物館がある千葉県我孫子市で毎年行われている、日本最大級の鳥の祭典。研究者による講演や、写真コンテスト、水上バードウォッチングなどをはじめとしたさまざまなイベントのほか、物販や探鳥地の展示ブースがひしめく、まさに「お祭り」です。BIRDERも毎年書籍の物販で参加しています!
そんなJBFのイベントと見どころを紹介します!

開催日:2025年 11月1日(土)9:30〜16:00、11月2日(日)9:30〜15:00
場所 :アビスタ・手賀沼親水広場・水の館・オオバン広場・鳥の博物館・山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)

観る、知る、触れる、鳥を楽しむ2日間。
ジャパンバードフェスティバル(Japan Bird Festival/略称:JBF)は、千葉県我孫子市手賀沼周辺にて行われる、鳥をテーマにした日本最大級のイベントです。行政・NPO・学生・市民団体などによる鳥・自然環境に関する研究・活動の発表、鳥の彫刻・絵画・写真展や、子供工作教室、船上バードウォッチングやスタンプラリーなど、お子様からご年配の方までお楽しみいただけます。
(ジャパンバードフェスティバル公式サイトより)

BIRDERのブースとイベント
BIRDER(文一総合出版)のブースは会場の奥,ほかの書籍関係のブースと同じグループの場所です。毎年書籍やBIRDERや,掘り出し物が見つかるかも? なバックナンバーセール,ハンドブックシリーズなどをご用意してお待ちしています!
ブースにはBIRDERでおなじみの著者やカメラマンの方が遊びに来ていることもあり、運がよければサインがもらえる……かも?
今年は、『華麗なる野鳥飛翔図鑑』の著者である小堀さんの講演・サイン本の販売も予定しています。

華麗なる野鳥飛翔図鑑

2025年11月1日(土)11:30〜12:30 水の館
講師:小堀文彦(自然写真家・イラストレーター)、髙野丈(自然写真家)入場・視聴無料・予約不要

前回のJBFやCP+で好評だった野鳥の飛翔撮影講座第2弾。『華麗なる野鳥飛翔図鑑』(文一総合出版)の著者、小堀文彦と髙野丈が、野鳥の飛翔撮影の方法について、作例を紹介しながら対談形式で語ります。使用機材と撮影時の設定、撮影方法について解説。最新の作例をお見せしながら、撮影時のエピソードや鳥たちの興味深い生態を紹介します。

去年のBIRDERのブース
BIRDERのバックナンバー販売もある
サイン中の『華麗なる野鳥飛翔図鑑』著者の小堀文彦さん
サイン中の『海鳥ハンドブック』の著者,箕輪義隆さん

全日本鳥フォトコンテスト

毎年ハイレベルな鳥写真で競い合う鳥フォトコンテスト。会場には応募作品が貼り出され、その数は圧巻……! 講演会と賞品の授与式は11/1(土)に予定されていて、審査員を務めた野鳥写真家の戸塚学さん、中村利和さん、中野泰敬さんが入賞作品についてコメントや解説を行います。
今年のグランプリの賞品はキヤノンEOSR10・RF-S18-150ISSTMレンズキット、キャノンEOSR7・RF-S18-150ISSTMレンズキットで、ほかの入賞者にも豪華賞品が用意されているほか、BIRDER2026年2月号に入賞作品はグラビアページにも掲載されます。来年は応募にもチャレンジしてみてはいかがでしょう。

船上バードウォッチング

手賀沼に船を出し、水鳥などを観察するバードウォッチングツアーは毎年大人気! なかなか当日行っても乗れないことが多いくらいでしたが、今年から申し込み方法がより便利になり、事前申し込み・抽選制になりました。
毎年大人気のイベントなので、もしまだ申し込みをしていない人は、こちらから申し込みをしてください(10/16 申し込み締め切り)。

鳥学講座・山階鳥研 見にレクチャー
毎年、山階鳥類研究所が主催で鳥関連の研究者を招いて行われる講演会、今年は「第35回鳥学講座 最新恐竜学@JBF」として、国立科学博物館の名誉研究員、真鍋真先生の講演が予定されています。入場無料で毎年超満員の人気講座のため、入場には整理券が必要になります。

【イベント概要】
2024年は最初の恐竜メガロサウルスが命名されてから200年の記念の年でした。現在では、どこまでが恐竜でどこからが鳥類か、その境界がわからなくなるほど両者の間の化石の発見が相次いでいます。
ジャパン・バード・フェスティバル開催25周年の今年、この25年間で恐竜から鳥類への進化の理解がどのように進歩してきたかを一緒に振り返ってみませんか?そして恐竜学の近未来を展望してみませんか?(山階鳥類研究所 イベント情報より)

また、山科鳥類研究所の所員が交替で行う「山階鳥研 見にレクチャー」も開催予定。研究者自身から解説を聞く貴重なチャンスです。こちらも入場無料!
鳥学講座、山階鳥研 見にレクチャーの詳細や整理券の配布場所については以下のサイトに随時更新されるので、要チェック!

イベント情報|山階鳥類研究所

[同時開催]第26回全日本バードカービングコンクール
/アビスタ会場

木から精巧な彫刻を削り出す、バードカービングコンクールがアビスタ会場で行われます。羽毛や繊細な凹凸まですべて木を削って作り出されており、圧巻のクオリティ。壊れやすいので、倒さないように気をつけて鑑賞しましょう。
日本バードカービング協会会長の内山春雄さんの作品は、JBF開催中無料開放している「我孫子市鳥の博物館」でも企画展示を行っています。

ブースを回ってみよう

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光学ブース
双眼鏡、スコープ、カメラメーカーが集まる光学ブースは手賀沼を向いて出店していて、スコープなどを試せるように手賀沼に向けてセッティングされています。さまざまなメーカーが集まっているので、実際の機材を比べて試せるチャンスです。

展示ブース
さまざまな探鳥地や保護区、野鳥の会などが、探鳥地の魅力や保護や環境整備の取り組みを知ってもらうためにさまざまな展示を行なっています。今どんなことが野鳥に起きているのか、どんな取り組みがあるのか、どんな楽しい探鳥地があるのか知るチャンスになるので、気になる場所に気軽に飛び込んでみましょう。親切に解説してくれます。

物販ブース
とにかく「濃い」です。飼い鳥モチーフのグッズは街でも見かけますが、シギ・チドリ類やヒタキ類のグッズなど、なかなかお目にかかれないこだわりの野鳥モチーフの作品がたくさん並んでいて、目移りしてしまいます。こうしたグッズはふだんはオンラインやイベント販売が中心で、一期一会の作品も多いです。掘り出し物を探してみましょう。

飲食ブース

お昼時の飲食ブースは大人気

地元の名物駅そば、山下清が働いていたことで有名な「弥生軒」はジャンボ唐揚げ蕎麦が名物です! ほかにも地元の飲食店やチェーン店が出店していますが、行列ができるので、お昼の時間は少しズラすのがおすすめ。毎年通っているBIRDER編集部員のおすすめは、我孫子のインドカレー屋、「ハリオン」のサモサです。水の館1Fの農産物直売所「あびこん」で販売しているピザなども狙い目です。

ジャパン・バード・フェスティバル2024 −鳥がテーマの日本最大級イベント−